加賀マイクロで再生品PCを買った話(富士通 AH43/F3)

2022年12月14日水曜日

【パソコン】 レビュー

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そもそも再生品ってなんなんだ 

加賀マイクロの紹介ページには以下のような製品が「再生品」とされています。
  • 初期不良で返品されたもの
  • 外装や梱包に傷があった
  • 未使用での返品
  • 展示品
これらの事情のある商品を整備したものが再生品となっているようです。
Appleの整備済製品と似たようなものでしょうか。

ひとくくりにしてはいますが、展示品だけは経年劣化の影響が大きいと思われるので、今回の購入でも一番警戒していたポイントでした。

販売会社

加賀マイクロは加賀電子の子会社です。
加賀電子は規模も大きく、有名な会社のようでそこの子会社となれば信頼感があると思います。
もっとも良いのはメーカー直販のアウトレットですが、予算的に少し厳しく…
他にも同様な再生品・未開封品を扱っているサイトもありますが、会社情報での信頼感だと加賀マイクロが一番だと思います。

機種の選定

サブのパソコンとしての利用を考えていたのでスペックはそこまで必要なし。
AH43/F3のスペックとしてはRyzen 3 5300U、4コア8スレッド
メモリが4×2の8GB、ストレージはNVMeSSDが256GB
新品でもだいたい6万円辺り相応のスペックと言ったところでしょうか。

CPUはi3-1115G4とも悩んだところでしたが、1115G4は2コアなのが少し気になり、より長く使いたいと4コアの5300Uを選択しました。

今回は楽天市場で購入。楽天ブラックフライデーの買い回りも含めて53800円にポイントが約6000ポイント付きました。

メインでデスクトップPCを使っているのでこれだけのスペックがあれば必要十分です。

なお、AH43/F3の定価は10万超え。
国内メーカーの富士通、という点は魅力的ですがさすがに高い…

現物

外観など

画面や筐体の反射がすごいので写しづらいのですが…
外観はまったく使用感のない綺麗なものでした。
また筐体は触った感じでは樹脂のようです。金属の方が見た目的にも、冷却性的にも優位だと思うのでちょっと残念です。
AH43/F3外観

AH43/F3外観



AH43/F3キーボード

キーボードはテンキー付き。
ここは好みが分かれそうですが、私はテンキーを多用するので助かります。
ただタッチパッドがその分左側に寄っているのは気になる点でした。

AH43/F3キーボード

AH43/F3キーボード

使用後に撮ったのでホコリやチリが乗っていますが、各キーにも使用感は無く、非常に綺麗です。


見づらいですが液晶のフチ部分の保護フィルムは残っていました。
フィルムはけっこう汚れている状態、剥がせばいいだけではありますがどうしてこうなったと疑問には感じます。

外観は綺麗でも内部の消耗品、バッテリーやSSDの状態が気になるのでそれらをまずチェックしてみました。
バッテリーレポート

仕様値が45036mWhなのに対し満充電容量は44518nWh。
シンプルに計算すると98%でまったくと言っていいほど劣化していません。
crystaldiskinfo

OSの再インストールなどを行った上での値ではありますが、書き込み量も1TBほど。
なおこれはCrystal Disk Markでのベンチマーク中のものなので高温になっています。
crystaldiskmark

ベンチマークテストの結果。
Gen3のSSDらしい数字かと思います。

内部構造

AH43/F3底面

底面部はひと昔前?のノートPCにありそうなフタが分離されているタイプでした。
SSD、メモリ、バッテリーの交換がしやすくて良いです。
SSDは上記CrystalDiskInfo上にもある通りSAMSUNG、メモリはマイクロン(Crucial)と定評あるメーカーのものが使用されていたのは好印象でした。

まとめ

内部、外観ともに使用感がほぼないもので保証の有無を除けば新品とそう変わらない商品でした。
再生品としてはとても満足の行くものでしたが、筐体の材質・画面が反射する(グレア液晶)なのはマイナスポイントでした。
ですが全体的に見れば良い買い物ができたと思っています。





同型番ですがCPUがRyzen 5 5500Uと上位のものになっています。 自分が見たときにこれがあったらよかったのにと思わせてくるスペックです。

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